十九時十分をお知らせいたします

遊んだゲームの感想なんかを書き残していこうかと思っています

「逆転裁判123 成歩堂セレクション」紹介

法廷バトルアドベンチャー逆転裁判シリーズ”の原点が1つに。

 

オトコが泣くのは‥‥

すべてを終えたときだけ、だぜ。

逆転裁判123 成歩堂セレクション」とは、カプコンの名作法廷バトルADV「逆転裁判」の初期三部作がセットになったタイトルである。

GBAから始まったシリーズで、「成歩堂セレクション」の三部作は元はGBAのタイトルである。この三部作は後にDSに移植されて、その際「1」の第五話「蘇る逆転」が追加された。

さらにそのDS版を元に、三部作がセットになった3DS版「成歩堂セレクション」が発売。現行機で出てるのはそれをさらにさらにリマスターしたやつだね。てことで初代の発売から20年くらい経過していながら未だ息長く支持されている(そしてカプコンもリピートし続ける)タイトルである。

今回紹介するのはSwitch版ね。(僕は3DSから入って十分楽しんだんだけど、面白いゲームだからまた買って遊んでもーた。)他プラットフォーム版も内容的にはかねがね同一と思われる。

 

このゲームの目的は、弁護士となって無実の被告人の冤罪を証明すること、そして真犯人のウソを暴いて告発し、正義の庭に引きずり出すことである。

ゲームの構成は「法廷パート」と「探偵パート」に分かれている。

「法廷パート」は、証人の発言に対して揺さぶりを入れたり証拠品をつきつけたりすることで進行していく。証人は故意に嘘をついている、あるいは何らかの勘違いをしている、ということが往々にしてあり、発言と矛盾する証拠品を「つきつける」ことでそれを暴いていく必要がある。

ただし「つきつける」にはリスクがあり、間違った証拠品を出したりするとダメージを受けてしまう。HPが0になるとサイバンチョが問答無用で被告人を有罪にしてゲームオーバー。たまに「これ流れ的にもう無罪でいいでしょ!」ってタイミングでも有罪かましてくるから、何考えてんのこのハゲ?!ってなることもある。本当に何考えてんの!

シナリオ構成が見事と言う他なく、本当にどうでもいいような小さな「矛盾」から予想もつかない真実が露呈したりするのが面白いし、閉廷ギリギリの綱渡り的なスリルの演出が最高。話の転がし方が巧すぎてトリックが多少ガバガバでも許しちゃう。

 

「探偵パート」はわかりやすく総当たり式のADVとなっており、ここで証拠を集めたりなんだりするのだ。このパートはちゃんと全部の情報を拾ってから終わるので、証拠を集めきれてなくて詰むとかはないから安心だ。

なお、第一話など探偵パートがないお話もあるぞ。

「法廷パート」と違ってゲームオーバーのリスクはないんだけど、「2」からはさいころ「サイコロック」システムが登場。キャラクターに秘密があることを視覚化できるという推理ものとしては半ばチートじみた能力であり、錠の数は基本的に秘密がデカいほど多い。

「サイコロック」の開錠は相手に証拠をつきつけることで行い、錠を全て外せば秘密を聞き出せるのだが、失敗するとライフにダメージを受けるリスクが存在する。このダメージで死ぬことはないんだけど、失敗しまくると最悪体力1ミリで法廷に臨むことになるから要注意だ。

 

初っ端からスクショ下手くそすぎてすまん!

青いスーツがトレードマークのこの人が主人公の「成歩堂龍一(通称:ナルホドくん)」。新米の弁護士なんだけど、熱い信念と鋭い洞察、謎に高いタフネスと強烈な悪運の強さ、命知らずなハッタリをかます底なしの度胸と敵をどこまでも追い詰める執念深さ、を全て兼ね備える恐怖のツッコミ男である。たまにドS。あと机バシバシ叩く。

特に頭がいいみたいな設定があるわけではないんだけど、別の畑から弁護士業界に飛び込んで司法試験に一発合格するなどやばいムーブをかましている男。

依頼人に寄り添い支え最後まで信じぬくという熱い弁護士魂を持っていて、これがある意味作品のテーマ性というか、一つのヒーロー像を提示しているように思える。誰にも信じてもらえない孤独の中にあっても、きっとコイツだけは手を差し伸べてくれる。

 

重ね重ねスクショ下手くそすぎてすまん!

このセクシーなお姉さんは成歩堂の師匠「綾里千尋」さん。ナルホドくんのバトルスタイルは千尋さん仕込みだ。まあなんやかんやあるんだけど成歩堂のセコンドについて強力にサポートしてくれるぞ。「3」の過去編では主人公を務めることも。

123の三部作は「成歩堂千尋さんから自立する(一人前の弁護士になる)までの物語」という面があって、初期の成歩堂は(スタイルはある程度完成されてるとはいえ)ほんとに未熟で千尋さんに助けてもらってばかりのところがあるんだよね。しかしだからこそ、「千尋さんの意志を真に受け継いで弁護士として完成した成歩堂」のかっこよさも光る。4作目から目を逸らしつつ

 

この子はヒロインの「綾里真宵」ちゃん!かわいい!悲鳴が面白い。よく冤罪で捕まる。この頃はまだ”てぃーん”である。

千尋さんの妹で、霊媒師見習い。才能はあるっぽい。

初登場は「1」の第二話からだけど、本格的な活躍は第三話からかなぁ。この子が同行するようになってから探偵パートが抜群に面白くなる。ナルホドくんとの掛け合いは夫婦漫才の様相であり、ハシゴキャタツ論争はお約束。ちょくちょくある真宵ちゃんが同行しないお話はなんだか寂しく感じてしまうほどの存在感を持つ。

非力だし舌戦も得意ではないけど、誰にも負けない懸命さがあって、この子の頑張りで掴んだ勝利も数多い。

 

法廷、刑事事件が題材ということは当然、罪を立証する側となる「検事」キャラも存在し、被告人の無罪を主張する成歩堂とは真っ向から対立し壁として立ちはだかる。

赤いスーツの検事「御剣怜侍」は成歩堂の最大のライバル。にして親友にして相棒。被告人を必ず有罪にする、という強大な信念でもって成歩堂にぶつかってくる。いろんな意味で成歩堂とは対になる存在であり、バトルスタイルもハッタリ上等の成歩堂とは違ってロジカルかつ人心掌握の術に長ける。あと机バシバシ叩く。

二人の壮絶な舌戦はかなり見ものであるがたまに共闘展開が発生することがあり、成歩堂と御剣、信条もスタイルも服の色も何もかも異なる二人の共闘はあまりにも熱すぎるので必見だ。

 

「2」から登場の「狩魔冥」はアメリカからはるばるやってきた検事で、御剣の師匠「狩魔豪」の娘である。攻撃手段はムチ。法廷に武器持ち込むのはおかしいでしょ!というツッコミはムチが飛んでくるのでやめましょう。

論よりもムチで相手を黙らせてる印象で、論戦するゲームでそれはどうなんだって感じであんまり好きじゃなかったんだけど、ラストのギャップでやられてしまった。大好きですごめんなさい。

 

「3」より登場、謎の新人検事「ゴドー」は変な仮面付けた怪しいオッサンだけどやたらカッコイイのが特徴の名言製造機。新人のくせに法廷戦術に精通しており、裁判中にコーヒーをガブガブ飲む。

攻撃手段はアツアツのコーヒーが入ったカップを投げること。だから法廷で物理攻撃が飛び交ってるのおかしいでしょ!御剣はまだ机バシバシ叩くだけだし良心的だったんだなって…。

成歩堂を一人前の弁護士として認めず、実力を試しているような振舞いを見せる。彼の真意とは、そして仮面の下の素顔とは。

 

‥‥この人は‥‥

知らないな。誰だっけ。

 

検事以外のキャラもみんな癖強くて最高。僕が好きなのはDS版より追加された「1」の第五話「蘇る逆転」に登場する警察局長「巌徒海慈」。陽気で愉快なおじさんだけど眼光鋭くその実極まったエゴイストで、犠牲を生み出しながら前に進むタイプの人。部屋にパイプオルガン置いてる。

こんなん強キャラにしかならないやろ!って設定なんだけど実際クソ強い。あと間がすごい怖い。

 

やっぱり123は名作なので何回遊んでも楽しい。どうせカプコンはこれからも何度も移植するんだろうけど、僕も狂ったように毎回買い続ける宿命になってる。

今買うなら現行機版がマストかな。DS系列は下画面にカットインが入って熱かったりしたのでそれがないのは残念だけど…。

何度目かの移植なんだけど未だにログ表示機能がないのも残念っちゃ残念である。次移植するときはつけといてくださいよ!

あまりにも熱すぎるADV!ADVやったことない人にとりあえず勧めるならこれ!ってくらいの安定感ある作品である。これ、遊んだほうがいいよ!おすすめ!

 

3362円、プレイ時間約50時間

プレイした日2020/01/01~2020/03/16

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「ダイイングライト プラチナエディション」紹介

『ダイイングライト』が超豪華版「プラチナエディション」としてNintendo Switchに登場

 

強者のみが生存できる残酷な世界で、己の答えを見つけ出せ!

「ダイイングライト プラチナエディション」とは、FPSオープンワールドゾンビサバイバルアクションゲームの傑作である。血みどろどろどろぶしゃーなゲームなので注意ね。当然R-18。国内ではスパチュンが販売担当。

Switch版はプラチナエディションとなり「ザ・フォロイング」を始めとした大型DLCから細々したものまでDLC全部入り。ちっこいDLCちまちま買うの嫌いな人間なのでこれは嬉しい。

オンライン協力マルチプレイに対応してるのも良いところで、僕は今回弟と一緒に楽しく遊びました。結論から言うと超盛り上がります。一緒にゾンビしばくのは楽しいんじゃ。

最序盤のクエスト「停電」をクリアでマルチ解禁なのでそこまでは一人で頑張ろう。あとラストバトルもシングルプレイ限定なのでそこも頑張ろう。

 

中東のとある都市「ハラン市」が舞台。ここでは人をゾンビ化させる「ハラン・ウイルス」が発生し、感染拡大を防ぐため外界からは完全に隔絶され、生存者達はいくつかのコミュニティを形成して極限の状況下で生活している。

GRE(世界救済活動会)」による、各種物資やウイルスの抑制剤「アンティジン」の投下も行われているが、報道によれば生存者はほぼ存在しないとされており、核爆弾投下による「浄化」も秒読みの状態となっている。

主人公「クレイン」は「GRE」の雇われエージェント。ハラン市内に存在する極秘書類を回収するため、パラシュートで市に潜入する。

しかし潜入早々、暴力的生存者コミュニティ「ライズ」に襲われるわゾンビに噛まれるわで死にかけるクレイン。「タワー」に拠点を置くコミュニティの人々に救われ一命を取り止めたクレインだったが、抑制剤がないと生きていけない身体になってしまう。

この過酷な世界を生き残るための技術「パルクール」を習得したクレインは、任務遂行のため動き出す。

GREの真意とは、ライズの首領「スレイマン」の企みとは、そして究極の決断を迫られるクレイン、その選択とは!といったストーリーになっております。

 

極限の状況下で生き抗う人々の物語。結局クレインが守りきれたものなんて本当に数少なくて、人間の無力さを感じずにはいられない。

ただそれでも通しきれる人間の意志、意地が確かにそこにあって、遊んでるうちにハラン市やそこに住む人々に愛着がすごく湧いてくる。この作品を遊んでいるとき、確かに僕はハラン市の住人であったのだ。

 

僕の好きなキャラはライズのボス「スレイマン(通称はそのものずばり”ライズ”)」。極度のサディストで敵対者は嬲り殺しにするわ無駄に部下を殺すわでやりたい放題の暴虐の男であり端的に言ってクソ野郎なんだけど、その惨すぎるエゴイストっぷりがある意味潔くて好きだ。

強い者しか生き残れないハランという地においてスレイマンの利己的な生き方は一つの答えではあるんだよな。残酷な世界で「正しさ」を誰も保障してはくれないのだ。

 

これはハラン市に生息しているセミです。

オープンワールドとしてはオーソドックスな作り。ハラン市の各地を巡りながら安全地帯を確保したり、クエストをこなしたり、ゾンビをしばいたりして、神に見放されたこの地で生き抜いていくのだ。

レベル制を採用しており、ゾンビをしばくと「パワーランク」が、街をパルクールで駆け抜けると「スピードランク」が、そして生き残り続ければ「サバイバーランク」が上昇していく。ランクが上昇するとスキルツリーで技を習得していき、出来ることが増えてどんどん楽しくなっていく。

このゲームにおいては攻撃は近接攻撃が基本である。「パワー」で得られる戦闘技術が基本近接だし、銃弾は買うのにお金がかかる、ってのもあるんだけど、一番の理由は「大きな音を立てるとゾンビが寄ってくる」という点である。

銃を撃つと活きの良い元気なゾンビ「バイラル」が湧いてくるので、敵を殺すと敵が増えるっていうわけわからん状態に陥りがちなのだ。その点静音性の高い遠距離武器である弓矢は便利だね。

このゲームではオープンワールドによくある「クイックトラベル」がほぼ存在しないが、不思議と不便は感じない。何故かっていうとこの作品は移動がとにかく楽しくてもはやそれが目的ですらあるのだ。

ゾンビ犇めく街をパルクールで駆け抜けるのは快感である。脳汁でる。さらに「スピード」で得られるフックショットが解禁されると移動がさらに快適になる。クレインくん実は忍者だったりする…?

「サバイバー」は一番上げづらいランクで、なんでかって言うとこれだけ死ぬと経験値が減る。その名の通り生き残ることが重要なわけだ。これにより「死」にリスクがちゃんとあって、世界観も相まって没入感をより高めてくれる要素になっている。

一番わかりやすい上げ方は、定期的に投下される支援物資の回収かな。回収した支援物資をコミュニティに納品することでサバイバーランクを大幅に上げることができるのだ。

ちなみに夜になるとゾンビが活性化し、ハラン市全域が危険地帯になるため、最初のうちは安全地帯で眠って乗りきるのが良いかもしれない。しかしそんな危険な夜を乗り切ると多大なサバイバーランクをGETできるし、パワーやスピードの獲得経験値も倍加するというハイリスクハイリターンの時間帯である。「ボラタイル」と呼ばれるクソ強いゾンビも夜限定で湧くから、挑んでみるのも楽しいかもね。

 

これは武器屋のおじさんです。僕は厚切りジェイソンと呼んでいます。

 

わーーっ!エクスカリバーだ!抜きたくねぇ!ゾンビ刺さってるし!

こういうお遊び要素もあるのが面白いゲームだね。

 

わーーっ!世界がバグった!オープンワールドあるある「バグる」はこのゲームにも存在している…!

これどうなってるのかっていうと、床を透過して世界の下まで落ちちゃったんですね。戻れねぇ!

戻れないしせっかくだから世界の果てまで行ってみようかなーって思って行ってみたんだけど…、結果は予想の斜め上だった。

 

!?

別の世界に飛ばされた。ここどこ!?

 

なんかウンコみたいな生き物が徘徊してるんだけど!なにこいつ!

 

これはゴールのポール…!?

もうお分かりの方もいると思いますが…、そうです!ここスーパーマリオの1-1です!俗に言う「イースターエッグ」ってやつだね。いやー面白いもん見れて良かったなぁ。

 

ゾンビサバイバルゲーとして大満足の一本だった!マルチプレイも盛り上がること間違いなし!僕は弟と一緒に遊んだけどかなり楽しかったね。

面白いのが僕と弟で全然プレイスタイルが違うってとこ。僕は銃弾をケチってひたすら鉄パイプでしばくプレイだったけど、弟はドバドバ銃も使って湧いてきた敵もブチ殺すなかなか爽快なプレイをしていた。人の数だけスタイルがあるゲームだね!

半ばお約束と化してたのが、敵と出会い頭に「こんにちは!!!」って言いながらショットガンをぶっ放す「こんにちはショットガン」。なかなか気持ちが良いのでおすすめです。

ストレスを解消するのに最適な一本。一人でもみんなでも、爽快にゾンビをぶち殺せるぞ!ゴア描写に耐性があるならおすすめ!

 

6380円、プレイ時間約35時間

プレイした日2022/01/19~2022/02/24

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「ゆるゆる劇場クラシック」紹介

ガラケーで380万ダウンロードを記録したゆるゆる脱力寸劇アドベンチャー「ゆるゆる劇場」シリーズが復刻してNintendo Switch向けソフトで帰ってきました!

 

笑いと狂気と、そしてちょっぴりのラブでこのゲームは構成されている。

「ゆるゆる劇場クラシック」とは、「G-MODE」の脱力系アドベンチャーゲームシリーズ「ゆるゆる劇場」の初期三部作を収録した復刻版である。

シナリオは「セパスチャンネル」「千羽鶴三部作」でお馴染みの幸田御魚氏、キャラデザは「ウゴウゴルーガ」、「がるメタル」などの青木俊直氏が担当。

僕は今回初見で遊んだんだけど、端的に言って頭がおかしくなりそうだった!御魚さんの暗黒面が作り出したゲームだぞこれは…!しかし超現実的な世界観の中に感じられる生活臭、生々しさ、人間臭さが確かにあって、「らしさ」を感じる作品なんだよなぁ。なんというか「燻ってる人間」を魅力的に描くのが抜群に上手いと思う。

 

スラップスティック、ブラック、パロディ、下ネタ、不条理の宝庫で、狂気的なユーモアに満ち満ちた恐ろしい作品である。しかしそれだけに終わらないシナリオ構成の巧みさが光る作品でもあり、王道の展開から狙って外してくる感じがたまらない。突飛な展開が多々ありながら最後は収まるところにキッチリ収まる構成は見事と言うしかなかった。

 

このゲームには脱力シーンやユルい表現が含まれています!注意!

 

ゲーム性としてはオーソドックスなアドベンチャーである。フラグアイテムを探したり使ったりしながらお話を進めていくのだ。RPGの戦闘抜きって言ったほうが感覚的に近いかもしれない。

基本的には「あかまる」「ゴムーン」「口ボット(くちぼっと)」のトリオが中心のお話だね。

ストーリーを簡単に説明すると、

「1」は朝起きられないあかまるが弱点を克服するために「ヘワイ」まで遠征する話。

「2」はゴムーンが帰郷するからみんなでついて行く話。

「3」は哀・恥球博で偶然鉢合わせた三人がなんやかんやする話。

です!かなり端折っててすまん!物語は自分の目で確かめてみてくれ!

 

ちなみに通貨は「メミ」と呼ばれる虫みたいな生き物の抜け殻ね。そんなゲームある?

 

「あかまる」は女優を目指す29歳。語尾に「まる」をつけるのが特徴。あと部屋がクソ汚い。

メインの三人組の中でも比較的出番が多くて主人公格って感じがする。三人並ぶ場面でもセンターにいることが多い。

 

結構辛辣なところがあるよ。ギスギスは基本。

「ゴムーン」は34歳独身無職のフリーダム人間。何かを咎められる度によくわからない言い訳を繰り返すちゃらんぽらん。

ゴム製のスーツをいつも着ていて素顔は不明。地上波でお見せできない感じの姿らしい。

ちなみに僕の一番好きなキャラです。最低すぎて逆になんか好き…。

 

最初見たとき「コンドームみたいな見た目だな…。」って思ってたけどほんとにコンドームじゃねーか!

ゴムーンの故郷は人の形から建物の形から雪の形まで全部コンドームでやばかった。コンドームシティかよ。

 

イボつきバージョンもあるぞ!自重してくれ!

 

基本的に扱いは悪い。

 

「口ボット(くちぼっと)」は関西弁を喋る謎のロボット。2以後は「プラトニック商事」で働いている。

比較的常識人でありツッコミに回ることも多い。

 

お前ロボだから大丈夫だろ!

 

この作品は「あかまる」「ゴムーン」「口ボット」、しばき合いながらも腐れ縁のこの三人の友情物語と言えるかもしれない。しょっちゅう友情崩壊するけどな!

 

この作品では何をするにもミニゲームだ。証明写真撮影やらバリウム検査やら妙に現実的な題材をミニゲーム化してたりする!

 

煩悩の数だけ縄を跳んで地獄から抜け出せ!

 

「神経適度に衰弱」でメミ稼ぎだ!ずっとやってるとほんとに衰弱してくるから困る。

 

身に覚えのあるゲーム「カエース」はコマをひっくり返すボードゲーム!既視感がすごい!ミニゲームだとこれが一番面白かったなぁ。

 

人を食ったようなミニゲームは他にもいっぱいあるぞ!君のお気に入りを見つけよう!

 

ゲームセレクト画面から行ける神の塔ではクラファン支援者が祀られていて、いつでも確認ができる。ちょくちょく知り合いの名前があってちょっと笑ってしまったね。世間は狭い。

ミュージアムのBGMは「3」のエンディング曲「ウイロウザワールド」のボーカルあり版で、ふざけた歌詞だけど妙に心に沁みる良曲である。

 

狂気的なユーモアに満ちた恐ろしいゲームだった…。一作遊んだ時点でなんか人間が摂取しちゃいけない致死量の毒が混入していた気がするんだけど、このゲーム恐ろしいことに三部作遊べちゃうからね!ちびちび遊ぶことをおすすめします…。

しかし見かけはファンシーなのに果てしなく生々しいというか、不条理の中に人間臭さや人生を感じてしまうんだよな。あのトリオは確かに生きていて、ここにいて、何か変な親近感すら覚えるような、奇妙な現実性を持った作品だった。

このゲーム、やばいとこしかないのでいちいち挙げてくと全編ネタバレになるから紹介はこの辺にしておくぞ!ただ面白いのは確かである。

ゆるくて不条理なブラック・コメディがあなたを待つ!

 

980円、プレイ時間約5時間

プレイした日2022/04/04~2022/05/10

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「LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア-」シリーズ紹介

知恵と勇気で、この悪夢を抜け出せ

 

「LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア-」とは、スウェーデンのゲーム開発会社「Tarsier Studios」が制作したホラーアクションアドベンチャーゲームシリーズである。バンダイナムコが販売を担当。

今回はシリーズの「1」と「2」を紹介していこうかと思う。僕が遊んだのはSwitch版ね。スマホ版の「ベリーリトルナイトメア」は未プレイ。

 

ダークバンダイナムコ

 

まずは「1」の紹介から。

舞台となるのは謎の巨大船舶「胃袋(モウ)」。モウに囚われた少女「シックス」が主人公である。黄色いレインコートがトレードマーク。

シックスちゃんが広大なモウからの脱出を目指すお話だね。

特徴的で圧巻なのがやはりスケール感。「小さな子供から見た世界」が大胆に誇張的に表現されていて、あらゆるものがアホみたいにでかい。それがなんというか主人公の「世界の異物」感というのか、世界が到底存在を受け入れてはくれないという感覚が確かにあって、かなりぞくぞくさせてくれる。

小さな子供の視点から見る世界はどうしようもなく残酷で、孤独で、無力で、飢えが支配していて…。でも仕掛けを動かすシーンなんかはどことなく子供の悪戯めいている。危険な世界をずんずん進んでいく様は何か探検ごっこのようにも見える。残酷さの中に、どこか楽しさが光っている作品に思える。

 

ゲーム性としてはわかりやすい面クリア型のアクションアドベンチャーになっている。特徴的なのは「掴む/離す」のアクションで、これを利用してドアノブを掴んで扉を開けたり、積み上がった巨大な本の山を登っていったりと、まあいろいろできる。

謎を解くような場面もあるけど、複雑なフラグやアイテムの管理などはなく、そこにあるものだけで必ず解けるようになっている。

モウの中にはシックスの脅威となるものが多数存在しており、代表的なのは盲目で腕の長い「管理人」と、二人いてシックスを捕まえると調理しようとしてくる「双子のシェフ」。こいつらはシックスを発見次第こちらを上回るスピードで追いかけてくるので、見つからないように隠れたり、うまいこと撒いたりする必要がある。

主人公は無力な子供であるため、襲い来る脅威に対する攻撃手段なんてものはなくて基本的には逃げの一手になる。…なんだけど、シックスちゃんの身体能力が案外高いのでやってる内に「こいつなら逃げきれるやろ!」みたいな謎の信頼が生まれる。ホラーゲームの常なんだけど、ゲーム的にはプレイし始めが恐怖のピークかもしれないね…!

ただ、シックスの「飢え」の描写が序盤から徹底されており、どこまでも鮮烈でじわじわ怖い。シックスの存在が、「飢え」が、ある意味このゲームで一番怖いかも。

とまあアクションとしてもホラーとしても非常に面白い作品なんだけど、ボリューム的には5時間くらいでサクッと遊べたかな。(収集要素を含めるともっとかかりそうだけど今回はパス!)ラストの展開は壮絶で爽快。大きなカタルシスを得られた。カタストロフィってかんじ!

面白いゲームなんだけどただ一つ気がかりなのが死亡時のロードの長さ(Switch版特有らしい)。結構な回数死ぬゲームなのでこのテンポロスは痛いなぁ。気になる人は別のプラットフォームで買ったほうがいいかもしれないね。ちなみに「2」では改善されてる。

 

歪んだ絶望の世界を遊ぼう

じゃあ「2」の紹介もしていこうか!

「1」の前日譚にあたる作品で、主人公の少年「モノ」と少女「シックス」の出会いが描かれる。このボーイ・ミーツ・ガールが濃厚で残酷で鮮烈で劇薬的で最高なんですよ…!ここだけでもかなり推せる。

二人の間に交わされる言葉はなく、でも「間」が何よりも雄弁で、その表現が見事としか言いようがない。友情か慕情か、それすらもわからないけれど、互いの存在が確実に特別の存在になっていったことは確かで、だからこそ、その顛末を思うと胸が苦しくなっていく。

 

ゲーム性としては前作とそんなに変わらないけど、やっぱり特徴的なのは仲間のシックスと行動を共にできること。協力して謎を解いたり、救出ミッションが始まったり、一緒に逃げたりする場面が違和感なく展開されるのが良かった。前作の一人旅も好きなんだけど、やっぱり仲間がいると否が応でも感情移入させられてしまう。

 

「船の外の世界」が描写されてしまったされたのも良かった。外の世界にも彼らの生存を許してくれる場所なんて存在しなかった。美しく、しかしどこまでも残酷で空虚な世界が広がっているだけだった。船の外にも希望なんてなかったんだ。世界の「広さ」を寧ろ退廃や排他性の表現として効果的に使用する手腕が凄まじいね。

 

視覚的にもかなり効果的にショックを与えてくる作品である。この点も前作からパワーアップしてる印象。ゴアな表現を用いずにここまで怖くできるんだなぁという感動があるね。グロいのが苦手な人にも安心なシリーズです(比較的)。

 

ボリューム的には前作とそんなに変わらず5時間程度。しかしその中に前作以上の恐怖と絶望と、そして残酷で濃密なボーイミーツガールが詰め込まれた傑作である。個人的には「1」より好きだしおすすめだけど、「1」があっての「2」かなって感じもする…!「1」のカタルシスがあるから「2」のビターさが光るんだ。

「1」と「2」がセットになったお得なバンドルも出てるからそれ買うのがおすすめかな!

 

ホラーアクションアドベンチャーの傑作シリーズ!暗く重く、しかし鋭く心を抉ってくる!

大事なことなのでもう一回書きますが「1」と「2」がセットになったお得なバンドルが出てるので現在はそれ買うのが一番おすすめだ!

こわいゲームに抵抗がなければ、是非!

 

3520円、プレイ時間約5時間

2018/06/07~2018/06/30

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3960円、プレイ時間約5時間

プレイした日2021/02/20~2021/02/22

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「いづみ事件ファイル Vol.1 潮騒編」紹介

小説を読む感覚で、手軽に探偵気分が味わえる。
本格推理アドベンチャーシリーズ第一弾。

 

「実はね、殺人事件があったんだ」

「いづみ事件ファイル Vol.1 潮騒編」とは、「G-MODE」の旅情推理アドベンチャーシリーズの第一弾である。現在はG-MODEアーカイブスでプレイ可能。

2002年の携帯アプリ作品だけあってボリュームはかなり少なめ。ショートショート作品だね。非常に簡素な作りだしほんとにすぐ終わっちゃいます。しかしその分「推理」に特化した作りになっており、触り心地は論理パズルに近い感じ。プレイ時間の比重として「考える時間」というのが非常に多いし、楽しむ上でも重要だ。

 

主人公は自称美人編集者「木戸いづみ」。売れっ子作家で変人の「鏡月正宗」先生を担当しており、いつも振り回されている。

 

原稿から逃げてどこかに旅に出てしまう鏡月先生。足取りを追ういづみは、神奈川は湘南のとある旅館にたどり着く。

鏡月に詰め寄るいづみ。しかし鏡月は、この湘南の地で殺人事件が発生したことを告げ…。

事件のことが気になって気になって仕方がない鏡月。これでは原稿も手につかない!何が何でも先生に原稿を書いてもらいたいいづみは、仕方なく事件の調査に向かうことにする…。

 

調査の基本はやっぱり聞き込み!情報は足で稼ぐのだ。ゲームに出る地図ってなんだかわくわくするよね。

関係者に話を聞いたり、現場を調べたりして情報を集める。その情報を元に推理して犯人を暴き出すのだ。情報を整理すれば無理なく解けるようになっているのが特徴。

 

根本的に物語の構造として、鏡月は答えを既に持ってる。頭の切れる先生は推理を既に完了しているわけである。

ラストは先生との答え合わせ。完璧に受け答えができればベストエンドに進める。

集めた情報はいつでも確認できるし、しっかり考えれば解けるようにはなってるんだけど、「ちょっと難しいよー」ってときは、先生を酔わせてみると良い。お酒に弱い先生は酔ってヒントを吐いてくれるぞ!

ただしお酒を使うとベストエンドに進めなくなるので注意な!ただ酔った先生の反応は非常に面白いので一見の価値あり。お酒を使う前にセーブしておいてどっちも見るのがおすすめかな。

 

結末は非常に簡素であり、犯人の独白とか掘り下げとか一切ないし動機も推測に留まる。論理パズルに特化している故に登場人物もなんかパズルのパーツって感じがするんだよね。容量の問題もあるだろうけど、この辺かなり割り切った作りである。

結果的にかなり尖った作りになっているADV。よくよく考えれば「プレイヤーが手を止めて考える時間」は容量を食わないわけで、限られた容量の中でそこに楽しさのウエイトを置くのは賢い戦略のように思うな。ある意味プレイヤーの脳を間借りしているというか。

お手軽に楽しめる推理ゲーム。割り切った構成を許容できるならおすすめだ。結末は自分の手で導き出そう!

 

500円、プレイ時間約1時間

プレイした日2022/02/07

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「幽限御界堂探偵社 1章」紹介

神無市に起こる怪事件
俺ら霊専門の探偵の出番だ

 

僕らの「在る」を 証明しろ!

「幽限御界堂探偵社 1章」とは、「ロケットスタジオ」の完全新作オカルト推理バトルADVである。

1章とある通り、続きものの第一話でありすぐ終わっちゃうね。続きは順次配信していくみたい。「完結したら買おう…!」と思ってたんだけど、だんだん気になってきたので結局買っちゃった。

 

怪事件の続く都市「神無市」という架空の都市が舞台。主人公である高校生の「御界堂守丸」は、父親兼、相棒兼、師匠兼、マスコット(?)の喋るフェレット「御界堂大善」と共に、対霊障専門の探偵業を営んでいた。

今回の事件は異様に事故が多い交差点の怪。「かごめ兄さん」の噂を取っ掛かりに、土着の怪異、伝承の謎に迫っていく。

全体的にオカルト系ジュヴナイルっぽいノリですね。

 

探偵といえば地道な情報収集である。古典的な総当たりADVのノリね。

情報が集まったら、ラストは霊とのバトル!情報をぶつけて相手の正体を暴きだせば見事、現世から退散させることができるのだ。

「怪異の一番の対策は正体を認識すること」というセオリーと、地道に情報を集める総当たりADVの楽しさがうまく噛み合っている印象だね。

 

一番の難点は「全体的になんか古臭い」こと!面白い古臭さと面白くない古臭さがあると思うんだけど、今作はちょっと申し訳ないんだけど後者よりの古さを感じてしまった!

特にキツいのがマスコットのフェレット「大善」さん。なんか中身が普通にエロ親父すぎて、可愛くない通り越して生理的に受け付けなかったわ!フヒヒとか言ったりするし!

文章も全体的に拙いというかなんかフワフワしてる印象なんだよな。霊じゃないんだから地に足ついててくださいよ!

 

とまあ文句はありつつも値段なりには楽しんだかな。ただしめっちゃ続きそうな終わり方するのですごくもやもやする…!続きものの第一話なんだから当たり前っちゃ当たり前なんだけれども。

個人的にあんまり合わなかった感じはあるんだけど、ちゃんと完結するまで付き合いたいね。そう思わせる粗削りな熱意は感じた作品ではあった!早く続きを出してこのもやもやを晴らしてくれ!

 

500円、プレイ時間約45分

プレイした日2022/04/04

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「Cytus α」紹介

まだ、誰も見たことがない「α」の世界へ

 

「Cytus α」とは、「Cytus」でも「CytusⅡ」でもないもう一つのCytusである。

「Cytus(サイタス)」シリーズは音ゲーに定評のある台湾のメーカー「RAYARK」の人気リズムゲームシリーズの一つで、Switch版となる「α」は「Ⅰ」をベースとしながらもUIを一新した別作品扱いとなっている。

また「α」には、アーケードゲームとして開発されながらも実現しなかった「Cytus Ω」に収録予定だった楽曲が入った幻のチャプター「Chapter Ω」が収録されている。

(ただ、僕はそんなにシリーズに詳しくないから、今回他作品と比較してどうというのはあんまりわからないかもしれない!すまん!)

「VOEZ」「DEEMO」ほどは深くハマらなかったけど、音ゲーとしてなかなか気持ちよく遊べる作品だったね。今作の特色として対戦機能があるんだけど、一回もやってないのでそちらは今回ノータッチで…。過疎る前にやっときゃよかったなぁ。

 

世界観はかなりサイバー系。大厄災により滅亡の危機に瀕した人類は、疑似脳に記憶を移し替え機械の身体で生きる道を選ぶ。しかし人類は機械化の影響で人間的な感情を理解できなくなってしまう。ロボットとなった人間にできるのは、過去を想い浸ることだけである。人の夢は遠い過去に。人の心は音楽の中に。

シナリオは軽いテキストのみだけど良いフレーバーになっているね。「人間の過去に触れる」という行為と音ゲー部分をうまくシンクロさせてて良い設定だと思う。

 

収録楽曲は200越え!シナプスの如く連なる人類の記憶を辿っていこう。

「α」独自の特色としては前述の幻のチャプター「Chapter Ω」の他に、「DJ MAX」とのコラボ楽曲も収録されている。

ノーツが落ちてくるタイプだった「VOEZ」「DEEMO」と異なり、今作は画面全体を使うタイプね。リズムに合わせてメトロノームのように上下する線にノーツが重なったタイミングでタップすればOK。

「これ表?裏?どっち!?」って混乱するタイミングもあるけど、そういうときはノーツの色をよく見よう。線が上から下に行くときに叩くノーツはオレンジ、下から上のときに叩くノーツは紫色になっているので一目瞭然だ。

ノーツのタイプは基本の「TAP」の他に、「DRAG」「HOLD」が存在。DRAGはなぞるやつ、HOLDは一定時間押しっぱなしのやつね。

全部完璧に叩けば百万点満点の「ミリオンマスター(通称MM)」の称号が手に入る。目指せ全曲MM!(無理)

個人的にこのゲームで一番イジワルだと思うのが画面を上下する線。この上下する速さが曲によってマチマチで、クソ速すぎて対応できなかったり、逆にクソ遅すぎてタイミングが判らなかったりするのだ。「VOEZ」「DEEMO」ならノーツの落ちる速さを調整して遊べるのに…となった。

また難易度選択も「EASY」と「HARD」の2種類だけと大味で、同難易度内でも難しさがピンキリ。音ゲーはぬるく遊ぶ主義なんだけど、EASY詐欺の曲がいっぱいあって悲鳴が出ました。一応数字で難しさが表示されており、概ね数字の通りの難易度なので指標として役立つ。

 

200越えの楽曲にはそれぞれ挿絵があって、美麗なものが多いし動くものもあるので見た目にも楽しい。

挿絵を特定の方法でタッチすると隠し譜面が出てくる場合もあるんだけど、だいたい「こんなんわかるか!」って感じできれそうになるのでネットで調べたほうが良いかもしれない。隠し譜面はみんな揃いも揃って血管ブチギレ高難度譜面ばかりなのでそっちの意味でもきれそうになる。

 

QRコードが付いてる楽曲もあるぞ!開いてみたけどなんか台湾の歴史が書いてあるっぽかった。

 

全体的に難易度が高かった印象で、EASYでも「むずいわ!」ってなる楽曲がちょくちょくあって大変だったがなんとか最後まで楽しく遊べた。僕の推測ではRAYARK社員は音ゲーのやり過ぎでEASYの基準が狂ってる。

てことで難易度的な部分から取っ掛かりの悪さは感じつつも、音ゲーとしては手堅い作りで「Cytus」ブランドの血脈をしっかり受け継いでいる。

僕はまあ、ぬるいなりに楽しめたけど、音ゲー得意な人ならもっと深い領域で楽しめるかと思う。自信があれば是非とも、この体験を脳に、そして心に刻んでください。

 

6264円、プレイ時間約35時間

プレイした日2019/04/27~2021/04/21

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