「しまった!紙がない!」 大ピンチな男性を助けよう!
紙がない?俺がいる!
「紙がない!」とは、トイレットペーパーを転がして遊ぶ、トイレットペーパー体験アクションゲームである。
トイレに紙がない!誰もが経験する大ピンチにトイレットペーパーとなって駆け付けろ!…おじさんの肛門がゴール地点のゲームですか…?
用意するものは「トイレットペーパー」「平らな板」「ティッシュ2枚」。あと当たり前だけど「Switchとソフト」。
ジョイコンをトイレットペーパーに詰め、ティッシュで固定したら準備完了!板の上にトイレットペーパーを乗せ、転がして遊ぼう。センサーで傾きを感知してゲームに反映するわけだね。
もう一つのジョイコンはメニュー等の操作に使う。一応スクショも取れる。(そんな余裕ないけど!)
いくぜ相棒(トイレットペーパー)!
スタート地点の真下でおじさんが待っている!ジャンプとかはない、右へ左へと障害物を回避しながら、下へ下へと向かっていくだけ。おじさんにナイスキャッチしてもらえたらステージクリアだ。
とはいえおじさんのケツへの道はなかなか厳しい。丸ノコに触れれば真っ二つだし、殺トイペ光線に当たれば黒焦げトイペになってしまう。トイレの上ってこうなってたんだなぁ。
おじさんの肛門をズタズタにしようとする悪のトイレットペーパーも障害物として立ち塞がる。余りにも暴力的なデザイン…!ジェイガンの肩くらい尖っている。穴ぽこトイペになっちゃうよ~。
プレイヤーにできるのは「右に転がす」か「左に転がす」か、だけなんだけど、その調節が本当に難しい。意外と大変なのが「ただその場に留まる」ことで、コントローラー(トイペ)が中々言うことを聞いてくれない。そのままならなさも含めて楽しいんだけどね。
小一時間もやってるとリアルのほうのトイペが崩壊し始めて大変だった。真面目にやるならゲーミングトイレットペーパーのほうが良いかもしれない。…七色に光るやつ。
アクションゲームとしては、簡単過ぎず難し過ぎず、楽しいギミックがたくさん登場するし、普通に良質で面白い!…んだけど、それは普通に操作できたらの話だよ!!難し過ぎるわ!!
ということで、最終的には板を使わずに自分の手でトイレットペーパーを回すゲームになってたわ…。すまんトイレットペーパー、すまんおじさん…。僕の心が弱いばかりに…。
趣向を凝らした32ステージが楽しめる!一発ネタとしては充分なボリュームだ。
…紙なくなり過ぎだろ!!このおじさん毎回1ロール使ってんのか??
心なしかおじさんの顔も、だんだん「来てくれるよね…?」って顔に見える気がしてくる…!まあ、行くけどさ。
ラストステージなんかはだいぶ熱い展開で、このゲームはおじさんとトイレットペーパーの友情物語なんじゃないかなって気持ちにだんだんなってくるよ。友達でケツ拭くな。
ステージクリアすると紙吹雪が舞う。おめでとう!
…紙吹雪?
…
…
…
それで拭けや!!!!!
完
600円、プレイ時間約1時間
プレイした日2023/03/11