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遊んだゲームの感想なんかを書き残していこうかと思っています

「アルケミックダンジョンズDX」紹介

クラフト&ローグライク

 

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「アルケミックダンジョンズDX」とは、「ニンジャストライカー」や「ニンジャスマッシャー」、「ボーパルラビット」等で有名なQ-Cumber Factoryが制作、フライハイワークスが販売しているクラフト要素のあるローグライクゲームである。

3DS等で販売されていた無印版も遊んだんだけど、比べてみるとプレイヤーキャラクターが4人から9人に増え、99階ダンジョンも追加されてボリューム面が大幅に強化されている。またクラフトできるアイテムが増加してかなり楽しみがアップしているので今遊ぶなら圧倒的にDXがおすすめだ。あと地味に無印版では非常にイジワルでかなり構成の自由度を下げていたラスボスが弱体化しているので、クラフトを自由に楽しめるバランスになっているのも良い。それでいて99階ダンジョンの追加により歯ごたえもしっかりあってユーザーの需要に応えてくれた形になっている。

 

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非常にオーソドックスなローグライクなんだけど、最大の特徴はなんといってもクラフト要素。そこら中にある岩や木、ときにはモンスターからも素材を採集してアイテムをクラフトするのだ。武器も防具も薬も食料も自分で作っていくゲームである。

例えば敵を倒してもドロップするのは生肉なので空腹の回復量が少ないが、木の実からオイルをクラフトしてオイルと生肉で焼肉を作って食べるのが基本になる、という感じ。

一つのアイテムにいろんな使い方があるのが面白い要素で、さっき例えに出したオイルの場合だと肉を焼く以外にも敵に投げて焼き殺す、マナストーンとクラフトして全体攻撃の炎の魔石にする、魔石から杖を作る、武器に魔石をエンチャントして炎攻撃を追加する、といった具合になんでも使えるのでアイテムが無駄にならない。

ローグライクってままならない感じが良いんじゃん!」って意見もあるし実際そういう面もあるんだけど、必要なものが全くでないストレスがほぼなく、それでいてレア素材が出たときのテンション上がる感じはしっかりあるので、全体として非常にバランスの良いゲームに仕上がってる。レア素材が出たときに武器に錬成するか、防具に錬成するか、消耗品に加工するか、というこのゲーム独自の駆け引きがあるしローグライクとしての面白さをしっかり持ってる作品だ。

 

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あと女の子がかわいいしな!

無印版と比べるとキャラクターの差別化がしっかりなされた印象で、使うキャラによってプレイ感覚はかなり変わってくる。お気に入りのキャラを見つけよう!

バランス型の基本キャラのファイター、射った矢が一定確率で帰ってくるハンター、パワー型だけど不器用なドワーフ(ドワーフって普通逆に器用じゃない?)、魔法特化のウィッチ、の4人が無印からの続投キャラだけど、キャラごとの特殊能力が追加されているので触り心地がだいぶいい感じに差別化された印象。

DXからの追加キャラ、回避が強いヴァルキリー、最初から二回攻撃でクリティカルでニンジャシリーズからゲスト出演のニンジャ、同じくニンジャシリーズから投擲できるクナイが強く攻撃必中もあるクノイチ、クラフトが強いエルフ、の4人もそれぞれ個性的で面白い。

隠しキャラのよげんしゃは全能力強く画面全把握できる代わりにHP1。(ヌケニンかな?)こいつだけはちょっとクリアできなかったなぁ。しかし一味違った遊びを提供しているという点では非常に良いキャラだと思う。

 

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矢を回収できるチャンドラダヌス&ハンターを使うと戦闘後に矢が死ぬほど散乱する。

 

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独自の楽しさがあるローグライク。戦い方の自由度が高く、自分のスタイルを見つけていく面白さがある。一部「強すぎじゃない!?」ってアイテムもあるけど、それを見つけていく楽しみ方もあってまたよし。「アルケミックダンジョンズDX」、おすすめ。

 

800円、プレイ時間約150時間

プレイした日2019/02/14~2020/01/30

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