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遊んだゲームの感想なんかを書き残していこうかと思っています

「プッチンパズル」紹介

プッチンとストレス発散!!
爽快&カンタン脳トレパズルゲーム

 

「プッチンパズル」とは、「G-MODE」のパズルゲームシリーズ「ひなちゃんシリーズ」の一作で、所謂イラストロジックに属する作品である。現在は「G-MODEアーカイブス」の一作として提供されておりプレイ可能。

ピクロス」ファンの僕の感想としては「カジュアルにアレンジされたピクロスじゃん!」って感じ~!内容的にもボリューム的にも大満足の一本だった。

 

ルールは簡単!まず「塗るマス」と「塗らないマス」があって、行と列ごとにどう塗るかが数字で表示されている。例えば「7」なら7マス連続で塗る地帯があるということで、「2 4」なら2マス塗ったあとに何マスか空けて4マス塗るということ。この数字をヒントに絵を完成させるとクリアのロジックパズルである。要はピクロスだね!

ピクロス系作品としては珍しく、「一つの行列しか一度に表示されない」という特徴があり、その点やや遊びづらいね。元々携帯電話のちっこい画面に表示するゲームだった関係と思われる。

「塗り」がプチプチ潰しに置き換えられているのが特徴で、ボタンを押し続けると「プチッ」と気持ちよくプチプチが潰れてくれる。この独特の感触が絶妙に良いんだ。

プチプチを潰すと、赤青黄3色の「プッチン」が登場、操作キャラ「ゴム犬」の後ろをついてくる。(設定で画面端に集まるようにもできるよ。)9匹集めると必殺技が発動!一定範囲を確定させることができる奥義である。

必殺技は3種類あって集めたプッチンの中でどの色が多いか、で出る技が決定する。3色同じ数だと超必殺技の「ハイパーゴム犬」が発動。一定時間踏んだマスが全て確定する状態となる強力な技である。

ゲーム中、まだ確定させてないプッチンが顔を出すこともあり、よく見ていればそこから確定させていくことも可能。ロジックパズル初心者のあるあるとして「とっかかりがわからない」ってのが結構あると思うんだけど、これをとっかかりにしていくことが可能であり、この作品をかなり遊びやすくしている要素である。

また「数字の点灯表示」がかなり親切(過保護とも言うが)であり、プレイヤー視点でまだ確定してなくても数字の点灯で確定しちゃう場面が多々あり、かなり重要なヒントである。僕はミクロジスタイルと呼んでいる。

この「必殺技」や「プッチンの顔出し」、「点灯表示による確定」によって解法をすっ飛ばせる、パズルをぶっ壊せるというのが非常に爽快感が高く仕上がっており、この作品の大きな特色になっている。パズルゲーとしてはかなりカジュアルな仕上がりである。

「塗らないマス」、つまりハズレは「トゲプッチン」と呼ばれるトゲトゲのプッチンが隠れており、間違えて潰してしまうとダメージを受ける。しかし逆に言えば間違ったところがその場で即確定するため、実は初心者にやさしい仕様である。SFCのスーパーピクロスにおける「マリオのピクロス」のルールね。アッチはミスると制限時間が減るため焦るわ腹立つわであんまり好きじゃなかったんだけど、この作品においてはダメージを受けるだけで良心的なのでそこまでむかつかないかな。誤操作でダメージを受けるとやっぱり腹立つけど!

 

 

しげみちを補給

完成絵であるドット絵もポップな仕上がりで良質だね。

 

とまあなかなか楽しいゲームなんだけど、難点としては「エフェクトがやや派手すぎる」ことかなぁ。わちゃわちゃして可愛いのは良いんだけど、パズルを遊ぶ上では邪魔になることも多々…。特に左下から出るポップが数字を隠してくるのがめちゃくちゃ鬱陶しいなぁ。どいてくれぇ!

 

またトゲプッチンが紫色のため、紫色のステージでは保護色が発動しめちゃくちゃ画面が見づらいという問題も発生する。やめてくれぇ!

 

ステージ選択画面が世界地図になってるのも大きな特徴。パズルの世界旅行や!

世界地図を全部埋めるのが大目標となる。これはかなり大変ですよ…。

地域によってBGMが異なる他、「ひなちゃん」の衣装が変わるので見た目にも楽しい。

 

問題数は圧巻の468問!昨今のピクロスシリーズと比較しても遜色ないボリュームである。僕は全部クリアしましたよ(ドヤァ)

世界地図が埋まってくると達成感、征服感がかなりあって気持ちが良い反面、遊んでるうちにこのゲームがだんだん大好きになってくるから、終わりが見えてきて寂しくも思えてくるんだよなぁ。

カジュアルに調整されたイラストロジックの良作。これはおすすめですよ…!

 

500円、プレイ時間約35時間

プレイした日2021/08/02~2022/03/27

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