みんなもやろうアイスステーションZ。
アイスステーションZとは、オープンワールドマルチプレイゾンビサバイバルアクションゲームである。マルチプレイ、ボイスチャットなどの要素から3DSでヒットを飛ばしたあの作品がswitchに堂々の参戦となる。
まずはストーリーから解説していこう。
「北極圏の島に奇妙なウイルスが広まり、たったひとり残された。」
終わり!!
そう、このゲームはプレイヤー自身が物語を紡いでいくのだ。真っ白なキャンバスに自分の爪痕を残そう。
ちなみにこれはシングルプレイ時のストーリーね。マルチプレイの場合はストーリー説明などはなく、急に雪原にほっぽり出されてスタートとなる。
スタート地点は何か所かある候補の中からランダム。フィールドはだだっ広く、フレンドとの合流は困難を極める。
discord通話を駆使してなんとかフレンドを発見!胸の鼓動の高まりを感じずにはいられなかった。
プレイヤー名とかは表示されないのでなんか状況とかで判断しよう。デフォルトの衣装も基本同じなので複数人集まるとめちゃくちゃ紛らわしいぞ。慣れよう。
ちなみに死亡した場合もランダムな地点に即スポーンする。体力が減った時にあえて死ぬデスベホマに使えるが開始地点は予測不能。誰が呼んだか、デスルーラならぬデスバシルーラである。
このゲームのマルチは野良部屋オンリー。フレンドと遊びたい場合は野良部屋を立てて入ってきてもらう感じになる。当然だけど知らない人も普通に入ってくるので一期一会の出会いも楽しむくらいの気持ちでいたほうがいいぞ。
上の画像はベテランゾンビハンターらしき人がスノーモービルを駆って颯爽と去っていくのを見かけたシーン。かっけぇ…。
またチャット機能の他ソフト自体にボイスチャット機能があり、ボイチャONにすれば知らない人との音声での交流も一応可能。
僕はONにしてたんだけど、知らない人が何故か「ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C」を熱唱しだして困惑してしまった。
上の画像の青い人がゾンビね。見つかると走って追いかけてくるんだけど、一回噛むと人肉への情熱を失うのか捕捉状態が解除されるらしく、その辺をうろうろし始めるのでその隙に逃げるのだ。
障害物を越える知能もないっぽいので机を挟んでお見合いになってしまった。気まずいね。
敵はこの青ゾンビ一種類しかいない上に数もまばらでそんなに出会えない。ゾンビサバイバルなのにゾンビがあんまりいないのだ。拠点付近には比較的ゾンビがいる印象なのでゾンビ体験がしたい人は拠点へGO。
一応ライフルなどがあればゾンビを撃てるみたいなんだけど僕は二時間やって一度も拾ったことがない。弾しか置いてないんよー。まあなくてもゾンビ見たら逃げればいいだけだしそんなに困らないんだけどね。三十六計逃げるに如かず。
エンジンの部品を三つ集めるとヘリが使えるらしいんだけどこれも二つしか見つからなかった。誰か僕たちの意思を受け継いでヘリを操縦してください…。
このゲームでは何をやるにもミニゲームが必要だ。寝るときは睡眠ミニゲーム、充電するときは充電ミニゲーム、薪を拾うときは薪拾いミニゲーム…。ミニゲームを制する者がアイスステーションZを制するといえるだろう。
睡眠ミニゲームはタイミング良くボタンを押すことで体力を回復できる。入力をミスると睡眠に失敗してしまうので気を付けよう。赤ちゃんかな?
充電ミニゲームはメーターが満タンのときにうまくボタンを入力できれば充電成功。ミスると充電失敗となる。充電に失敗ってなに…?
薪拾いミニゲームは落ちてくる薪をバケツでうまく回収するのだ。雪玉が入ると集めた薪がリセットされるので気を付けよう。
ピアノのミニゲームに興じるフレンド氏。いささかシュールである。急に音ゲーが始まるんだけど何の効果があるのか全くわからんかった。このゲーム、わかることのほうが少ないからね。仕方ないね。
総評としては、出来がいいか?って聞かれるとちょっともうなにも言えないんだけど、面白いか、っていうと超面白いゲーム。フレンドとやると超盛り上がる。三十年後くらいにまたやりたいね。
僕のフレンド間でポケモンの次に流行ってるゲームはこれです…。
みんなもやろうアイスステーションZ!
600円、プレイ時間約2時間
プレイした日2021/11/18